SEM Technologyが提供するMakeshopユーザー向けサービス

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Makeshop

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SEM Technologyが提供するMakeshopユーザー向けサービス

2021年は、日本でよく使われているECプラットフォームの1つである「Makeshop」にフォーカスをあてていくつかのサービス開発を行っておりました。

本記事では、SEM TechnologyがサポートできるMakeshop関連サービスについてお話ししたいと思います。


Makeshopとは?

Makeshopは、日本で使われているECプラットフォームのうちの1つであり、GMOグループによって提供されています。ECプラットフォームの中では比較的昔から存在しており、利用サイト数も多くあります。

単純に商品をWeb上で販売する機能だけでなく、クーポン系の機能や、まとめ買いによる割引機能、会員管理機能、会員制ショップ構築など様々な機能を有しているサービスです。

料金も月額11,000円(税込)からと設定されており、比較的安く使い始めることができるようになっています。

また、提供ベンダーも東証一部に上場しているGMOインターネット社のグループ会社ということで一定の安心感も得ることができるECプラットフォームの1つと言えます。

Makeshop APIの利用

Makeshopでは、Makeshopのパートナーや利用者向けにAPI利用が解放されています。SEM Technologyも2020年10月にMakeshopのパートナーとなり、それ以降MakeshopのAPIを利用することができるようになっています。

Makeshop APIでは、プログラミング言語を通じて会員情報・商品情報・注文情報を取得・更新することができます。APIを利用することで、Makeshop上に蓄積されたこれらのデータを自動的に取得し、他のサービスと連携させることができるようになります。

SEM Technologyでのサービス例

SEM Technologyでは2021年の1年間の間、Makeshop APIを使った様々な関連サービス開発に取り組んでいました。開発したサービスは「Googleアナリティクスの計測実装」「ECデータのBigQuery蓄積」「データポータルによる注文データの可視化」「Facebook広告のコンバージョンAPI対応」の4つです。

それぞれ詳しく見ていきたいと思います。

Googleアナリティクスの計測実装

まずは基本とも言えるGoogleアナリティクスの計測実装です。Makeshopではデフォルトで、管理画面上でGAのトラッキングIDを入力したらEコマースまで含めて自動で計測できる機能が搭載されています。

しかしながら、最近の主流はGoogleタグマネージャーを使ったタグ管理です。Makeshopの標準ではタグマネからEコマースタグを実装する方法は提供されていないのでカスタマイズが必要となります。

Makeshopでは、Googleタグマネージャーを使いながら、GoogleアナリティクスのEコマース実装を行うことができる一通りの実装を行うことができます。

ECデータのBigQuery構築

Makeshop内に日々蓄積されている「会員情報」「商品情報」「注文情報」を毎日1回バッチ処理により取得を行い、BigQueryに格納するサービスを提供しています。

BigQueryに格納されたデータは、自社の持つその他のデータソースと統合して利用したり、SQLで自在にデータを取り出してスプレッドシートに連携したりと様々な活用用途が考えられます。

特に最近は、Makeshopに格納されたデータをTableauやデータポータルなどで可視化したい、というニーズを解決するために使われるケースが増えてきました。

サービス紹介 - BigQueryデータ連携(Makeshop版)

データポータルによる注文データの可視化

Google社が提供するダッシュボード・サービスの1つである「Googleデータポータル」のコミュニティ・コネクタの実装と提供を行っています。

Makeshopコネクタを利用することで、Makeshopの購入データをデータソースとするGoogleデータポータルのダッシュボードを簡単に構築することができ、データ更新もAPIを用いて自動で行うことができるようになります。

このコミュニティ・コネクタの利用は、完全に無料で提供することにしており、Makeshopをお使いの方であれば、追加の費用なくご利用いただくことができます(Makeshop APIを利用するために、API認証キーの取得が必要なのでご注意ください)。

ただし、データポータルのコネクタの仕組みがあまり良くないのか、自分がベストプラクティスを理解していないのか分からないですが、処理が非常に重く、多くの売上を持つような大規模ECサイトではエラーが頻発することもあるようです。

サービス紹介 - Data Studio - Makeshopコネクタ

Facebook広告のコンバージョンAPI対応

2021年はFacebook広告のコンバージョンAPIの話を聞く機会も増えてきました。特に、サーバーサイドGoogleタグマネージャーと組み合わせてコンバージョンAPIを実装する、というブログ記事を多く見ました。

Shopifyなど一部のECプラットフォームであれば、プラットフォーム側でFacebook統合が行われ、簡単なECプラットフォーム上の操作のみでコンバージョンAPIを利用することができます。

しかしながら、Makeshopをはじめとし、多くのECプラットフォームはそのような統合は行われていません。今回、SEM Technologyで実装したコンバージョンAPIは、MakeshopのAPIを利用して、コンバージョンAPIを実装するためのサービスです。

商品購入をトリガーにしてMakeshop APIを利用して、MakeshopのサーバーからSEM Technologyのサーバー(厳密には、Google CloudのCloud Functionを利用)を介して、Facebookにコンバージョンデータを送信します。そのため、ブラウザ上でのコンバージョンタグの送信が欠損したとしても、サーバー側から確実にFacebookにコンバージョン情報を送信することができます。

MakeshopはコンバージョンAPIには対応していないと思っていた方には朗報です。

サービス紹介 - FacebookコンバージョンAPI実装(Makeshop版)

今後の展開とまとめ

MakeshopのAPIを利用してできることについては、一通り体験することができたように思っています。そのため、来年は別のプラットフォームをターゲットとしてAPIの調査やサービス開発を行っていくことができれば良いな、と考えています。

できれば、オンラインとリアルを繋ぐことができるプラットフォーム(POSレジなどの決済プラットフォームや予約管理プラットフォーム、イベント管理プラットフォームなど)にフォーカスして取り組んでいければ良いな、思っています。もし、そのようなプラットフォームを運営されている方で興味のある方がいらっしゃれば、ぜひお問合せフォームからご連絡いただけましたら、検討させていただきたいです。