GA4 IPフィルタ変換補助ツール

本ツールについて

概要

ユニバーサル・アナリティクスでは、IPアドレスによる除外フィルタ設定を行うことができましたが、Googleアナリティクス4では正規表現を使うことができず、CIDR形式で指定する必要があります。CIDR形式はネットワーク関連の業務を行っている人からすればお馴染みの表記ですが、マーケターの方からすると分からない人が多いです。

このツールでは、ユニバーサル・アナリティクスからGoogleアナリティクス4に移行する時のIPアドレス除外フィルタの設定を想定し、今までの正規表現をCIDR形式にどのように変換すれば良いかを考えるための補助ツールという位置付けとなります。あくまで補助ツールであり、どのような設定を行うかを計算してくれる魔法のツールではありません。

CIDR形式は、IPアドレスの範囲を表記する方法の1つであり、ネットワーク関連の領域では古くからよく使われた形式です。詳細は他の専門記事を参照していただくのが良いですが、ざっくりCIDR形式の仕組みを見てみようと思った場合、ネットワーク計算ツールというサイトがあり、こちらを使ってみるのが良いでしょう。ネットワーク計算ツールを開くと、自身のグローバルIPアドレスが入力された状態のページが開くので、そのIPアドレス入力欄の右側にあるコンボボックスを適当に変えて、「計算」ボタンを押してみると、「IPアドレス範囲」が変わるのが分かるかと思います。

使い方

ステップ1

「正規表現」の入力欄に、今までユニバーサルアナリティクスで使っていた正規表現によるIP除外フィルタの設定値をコピペなどでそのまま指定してください。

ステップ2

「IPアドレス(先頭3つ分を指定)」の入力欄に、チェックしたいIPアドレスの先頭3つ分を指定してください。実在する全てのIPアドレスのうち、先頭3つ分がここで指定した文字列と一致するIPアドレスのみが本ツールでチェックできる対象となります。ステップ1で入力した正規表現を読み解き、対象としているIPアドレスの先頭3つ分を指定するようにしてください。

ステップ3

「CIDR」の入力欄に、ステップ1の正規表現に一致すると思われるCIDR表記のIPアドレスを指定してください。正しいCIDR表記のIPアドレスが分からない場合であっても、とりあえず何か入力しておくと良いでしょう。

ステップ4

「計算する」ボタンをクリックし、「出力」欄を確認します。出力欄には、ステップ2で指定した全てのIPアドレス(256個)のそれぞれに対して、「正規表現に一致するか否か」「CIDR表記に一致するか否か」をチェックした結果が表示されます。青色の行は正規表現による結果とCIDR表記による結果が一致しているもので問題ないIPアドレスですが、赤色の行は一致していないIPアドレスを表しています。赤色の行が存在する場合、ステップ3に戻り、CIDR表記のIPアドレスの入力を変更するなどして、計算し直し、一致するまで繰り返すようにしましょう。

変更履歴

  • 2022/01/05 本ツールを公開しました。

入力

抽出したいIPアドレスの正規表現を入力してください。本ツールの趣旨に従うと、今までユニバーサルアナリティクスのビューフィルタで指定していたIPアドレスの正規表現を指定することになります。

...

本ツールでチェックする対象となるIPアドレスは、先頭3コンポーネント分はここで指定されたIPアドレスのみが対象となります。入力した正規表現がそれ以外のIPアドレスを含む場合であっても対象外となります。全てのIPアドレスを対象とすると計算量が膨大になってしまい、処理を行い切ることができないため、このような仕様にしています。

上記の正規表現にマッチすると考えられるCIDR表記のIPアドレスを入力してください。複数の入力を改行区切りで行うことができます。

検査結果

正規表現にマッチしたIPアドレスの数

0個

CIDR表記にマッチしたIPアドレスの数

0個

以下には、先頭2要素が指定されたものに一致するIPアドレスのうち、正規表現で指定されたもの、またはCIDR表記に合致するものが表示されています。

また、各IPアドレスには、正規表現にマッチするか否か、CIDR表記にマッチするか否かをチェックした結果も表示しています。正規表現マッチとCIDR表記マッチの値が一致するとき、 正規表現のIPアドレスとCIDR表記の記載が一致します。

IPアドレス正規表現CIDR