GA4の導入状況調査 2021年02月

GA4普及率
月次まとめ

GA4の導入状況調査 2021年02月

2020年12月までは、毎月Googleタグマネージャーの導入状況を調査した結果をサマリーした記事を書いていました。しかしながら、Googleタグマネージャーの導入状況については、月々のトラフィックが下落していることから、ニーズがなくなってきたと判断し、終わらせることにしました。

その一方で、2020年10月に新たにローンチされたGoogleアナリティクス4の導入状況については、ニーズが高まっていると考え、今後はGoogleタグマネージャーではなく、Googleアナリティクス4の導入状況を調査していきたいと思います。


はじめに

上場企業のWebサイト3,885社分のウェブサイトを独自プログラムにより巡回し、Googleアナリティクス4が導入されているか否かを調査しています。判断基準としては、Node.JSのプログラムにより、ヘッドレスブラウザを立ち上げて、各社のWebサイト・トップページを開き、10秒以内に送信されたHTTPリクエストをみています。

調査対象のURLは、2021年1月のプログラム構築から都度会社URLを生成するようにしているため、基本的に上場企業を網羅する形で調査できているはずです。ただし、クロールに失敗するサイトも出てくるため、全ての上場企業のWebサイトのデータが得られているわけではありません。

2021年01月のデータでクロールが成功した対象サイトは、3,736社となります。

GA4の導入状況は?

2021年2月時点のGA4の導入状況は、3,736社中115社で導入済みで導入率は3.08%となりました。

集計データを見ていった時に面白いのは、ユニバーサルアナリティクスを導入せずにGA4のみを導入しているサイトは、前回の17サイトから18サイトに増えました。基本的には並行稼働しているサイトが多いのは、Google社の推奨に従っているのが要因と思われます。並行稼働している会社については、新ツール導入に積極的でテストしながら使い方を模索している(もしくは、どう活用するかは気にせずとりあえずデータの計測のみ開始している)状態だと思います。

また、同一サイトに4つのGoogleアナリティクス・タグを設置しているような会社であっても、GA4となると1つしか導入していなかったり、もっともGA4タグを導入しているサイトであっても2つしか入っていない状況を考えると、当初ビューが存在しないためにプロパティをたくさん作って解決しようとしている代理店・制作会社がまだ出てきていないと考えられ、少し安心しています。

まとめ

先月の調査時から比べて1ヶ月の間でGA4の導入サイト数は21増え、導入率も2.51%から3.08%となりました。現在期末予算を使って導入を進めている会社もいくつかあると思うので、3月か4月の調査時にはもっと増えているかもしれません。

なお、今回の調査データについては、SEM TechnologyのBigQueryに格納されており、そのBigQueryデータを用いたダッシュボードを以下のデータポータルにて確認することができるような仕組みを準備しました。現時点では、2ヶ月分のデータしか存在しないため、推移グラフが意味を成していませんが、今後の変化もこのダッシュボードで見ていければと思います。

https://datastudio.google.com/s/uB_6zDCcZOo