はじめに

上場企業のWebサイト3,636社分のウェブサイトを独自プログラムにより巡回し、Googleタグマネージャ並びにYahooタグマネージャが設置されているか否かを調査しています。企業データ・URLデータは、PathfinderGate - 上場企業(東/札/大/福/名/ジャ/マ 計3564社)のWebサイトURL一覧をまとめてみたをベースとして不定期でデータのリフレッシュを行っています。そして、上記データでURLが特定できていないURL、および巡回時にアクセスできなかったURLを除外しています。2019年3月データ集計の対象サイトは3,239社となります。

YahooタグマネージャとGoogleタグマネージャの利用状況

利用状況 社数 比率
GTMのみを利用 820 25.32%
YTMのみを利用 48 1.48%
GTMとYTMを併用 170 5.25%
GTM、YTMともに利用していない 2,201 67.95%

結果として、タグマネージャの利用率は、3,239社中1,038社で32.04%となりました。

また、Googleタグマネージャを利用している990社のうち、Googleタグマネージャ・コンテナを2つ以上設置しているサイトは104社あり、最高で23つのコンテナを設置しているサイトが1つありました。Googleタグマネージャ360のゾーン機能がローンチされたので、大規模サイトでゾーン機能の活用が行われ始めた、とみて良いと思います。

業種別のタグマネージャ利用状況

No 業種 設置済み 未設置 利用率
1 情報通信 139 214 39.37%
2 サービス業 149 191 43.82%
3 小売業 116 200 36.70%
4 卸売業 60 233 20.47%
5 電気機器 71 163 30.34%
6 機械 46 164 21.90%
7 化学 61 132 31.60%
8 建設業 45 115 28.12%
9 食料品 32 82 28.07%
10 不動産業 47 61 43.51%
11 その他製品 31 65 32.29%
12 銀行業 53 37 58.88%
13 金属製品 17 69 19.76%
14 輸送用機器 17 66 20.48%
15 陸運業 19 43 30.64%
16 医薬品 19 37 33.92%
17 ガラス・土石製品 12 41 22.64%
18 繊維製品 13 35 27.08%
19 精密機器 11 37 22.91%
20 鉄鋼 4 42 8.69%
21 倉庫・運輸関連業 7 31 18.42%
22 非鉄金属 7 26 21.21%
23 証券業 11 22 33.33%
24 その他金融業 12 18 40.00%
25 電気・ガス業 12 11 52.17%
26 パルプ・紙 7 16 30.43%
27 ゴム製品 5 11 31.25%
28 海運業 2 10 16.66%
29 保険業 8 3 72.72%
30 石油・石炭製品 1 9 10.00%
31 水産・農林業 1 9 10.00%
32 鉱業 0 7 0.00%
33 空運業 3 1 75.00%
総計 1,038 2,201 32.04%

まとめ

調査対象が上場企業のコーポレートサイトなので、サイト改修の頻度が低かったり、導入するタグもGoogleアナリティクスのようなアクセス解析系のもの1つだけ、といったケースが多いと考えられます。それでもほぼ毎月利用率は上昇しつつあり、今後も引き続き増えていくことが考えられます。

また、2018年の年末でついにタグマネージャの導入率が30%に達しました。すでに多くのサイトでタグマネージャの利用が一般的になってきたように思うので、2019年は少し落ち着くのかな、と思っていますが、2019年も3ヶ月が経過しましたが落ち着く様子は今のところなさそうです。