タグマネージャ(GTM/YTM)の利用状況 2016年02月

タグマネージャー普及率
月次まとめ

タグマネージャ(GTM/YTM)の利用状況 2016年02月

上濱さんのGoogleアナリティクス利用率に関するブログにならって、このブログではタグマネージャの利用状況を計測し、公開していきたいと思います(上濱さんのように毎週の更新は難しいかもしれないので、まずは月次での公開とします)。

今月のタグマネージャの利用率は先月の10.25%より0.29ポイント増加して、10.54%でした。


はじめに

上場企業のWebサイト3,564社分のウェブサイトを独自プログラムにより巡回し、Googleタグマネージャ並びにYahooタグマネージャが設置されているか否かを調査しています。企業データ・URLデータは、PathfinderGate - 上場企業(東/札/大/福/名/ジャ/マ 計3564社)のWebサイトURL一覧をまとめてみたを利用し、上記データでURLが特定できていないURL、および巡回時にアクセスできなかったURLを除外しています。2016年02月データ集計の対象サイトは3,462社となります。

元としている上場企業リストは、1年少し前のデータなので、上濱さんの記事と比較すると企業数などが多少異なる点に注意してください。

YahooタグマネージャとGoogleタグマネージャの利用状況

利用状況社数比率
GTMのみを利用1965.66%
YTMのみを利用882.54%
GTMとYTMを併用812.34%
GTM、YTMともに利用していない3,09789.46%

結果として、タグマネージャの利用率は、3,462社中365社で10.54%となりました。

また、Googleタグマネージャを利用している261社のうち、Googleタグマネージャ・コンテナを2つ以上設置しているサイトは先月より1社増えて9社あり、最高で6つのコンテナを設置しているサイトがありました。

業種別のタグマネージャ利用状況

ここから先は、GoogleタグマネージャかYahooタグマネージャかは区別せずにまとめてみていきます。業種別に見た時に、利用率の高い業種は

  • 不動産業, 13.33%
  • 食料品, 15.75%
  • 情報・通信業, 12.84%
  • 小売業, 13.27%
  • 銀行業, 27.78%
  • サービス業, 15.22%

といった業種になりました。先月に引き続き銀行業は、65社中25社で利用されており、高い利用率となっています。

逆に、

  • 金属製品, 4.40%
  • 機械, 4.82%
  • 卸売業, 4.68%

はどちらも5.00%を切る非常に低い利用率となりました。詳細な表は下記になります。

No業種設置済み未設置利用率
1陸運業6579.52%
2輸送用機器6965.88%
3保険業4833.33%
4不動産業149113.33%
5非鉄金属2345.56%
6電気機器3023611.28%
7電機・ガス業2228.33%
8鉄鋼1492.00%
9倉庫・運輸関連業3397.14%
10繊維製品5518.93%
11石油・石炭製品1118.33%
12精密機器2484.00%
13水産・農林業0100.00%
14食料品2010715.75%
15情報・通信4228512.84%
16証券業43610.00%
17小売業4529413.27%
18鉱業080.00%
19建設業161549.41%
20空運業3350.00%
21銀行業256527.78%
22金属製品4874.40%
23機械112174.82%
24海運業1137.14%
25化学161937.66%
26卸売業163264.68%
27医薬品75311.67%
28パルプ・紙2247.69%
29その他製品149412.96%
30その他金融業92328.13%
31サービス業5128415.22%
32ゴム製品0190.00%
33ガラス・土石製品3604.76%
総計3653,09710.54%

サイトに設置しているタグ

今回の調査では、タグマネージャの設置状況だけでなく、

  • Rtoaster
  • MicroAd Blade
  • どこどこJP
  • DotMetrix
  • Marketo

の各タグの設置状況も見てみました。

結果的には、これらのタグが1つでも含まれているサイトは117個あり、最も多いMicroAd Bladeは79個ありました。また、上記5つのタグが設置されているサイトは2個でした。

これら5つのタグのうち2つ以上を設置しているサイトでは12個あり、そのうち11個がGoogleタグマネージャまたはYahooタグマネージャを設置していました。

このことからも、多くのタグを設置しているケースではタグマネージャの利用が一般的になっている現状が伺えます。

まとめ

調査対象が上場企業のコーポレートサイトなので、サイト改修の頻度が低かったり、導入するタグもGoogleアナリティクスのようなアクセス解析系のもの1つだけ、といったケースが多いと考えられます。それでも全体の利用率が10%を超えていることを考えると、タグマネージャはどんどん普及しているとみられます。また昨年別途「ランディングページ集めました」に掲載されているページへのタグマネージャ設置状況を調べたところ、最近作られたページの50%以上がタグマネージャを利用していました。

今後、サイト改修を行うタイミングでタグマネージャへの移行が徐々に進むものと思われます。